快適な住空間の確保に向けた引き戸の選択

注文住宅の設計の際には各部屋の扉を選択します。その際、一般的には引き戸と開き戸を選択できます。引き戸は天井から吊り下げるタイプと床板の溝を滑らせるタイプがあります。いずれのタイプでも、扉を閉めているときの見た目は変わりません。しかし、天井から吊り下げるタイプの場合には、床板に溝が生じないため、スムーズに部屋の移動が可能となりバリアフリーの点で優れています。しかし、天井から吊り下げる分だけ床板と扉の間に隙間が発生します。床板の溝を滑らせるタイプの場合には、床板と扉の間に隙間は生じないため密閉性の点で優れています。また、いずれのタイプの引き戸の場合も、扉を壁と壁の間に収納することが可能な設計とすることができるため、壁面の有効利用や開閉時の安全性が確保でき、住空間を重視する場合には開き戸に比べ優れています。

引き戸は落ち着きます

先日、訪れた友人宅に引き戸のお部屋があり、とても落ち着いてしまいました。若い頃は、戸やドアと言えば、開き戸が普通という認識があったように感じます。実際、実家や友人宅も殆どが開き戸で、引き戸と言えば和室というイメージでした。それがいつ頃から変わったのかは定かではありませんが、年を重ねていけばいくほど、それまでの好みや考え方が、どんどん変化している様に感じますし、だんだんと祖母の好みに近付いていっていると実感しています。何が良いというわけではありませんし、今後も、自分の好みがどう変化していくのかはわかりませんが、祖母の好みに近付いていく度に、自分の中の日本人の部分を認識させられる様で、妙に、落ち着きを感じてしまいます。残念ながら、今の住まいには開き戸しかありませんので、次に引っ越す場合は、是非、引き戸のある家を選びたいです。

新旧の家に見る引き戸の違い

先日、大掃除をしていた際に、昔のアルバムが出てきました。とても懐かしく、家族みんな見入ってしまいました。中でも、話が弾んだのが、前の家についてです。今、住んでいる場所に関して住所は変わっていません。けれど、建て替えをしたために、家の作りは少々変わりました。建て替えをしてから、それほど時間が経っていないので、前の家の事についても覚えているはずです。けれど、案外、今の家にすっかり慣れてしまっているらしく、前の家の写真を見ると、こんな古い感じだったかと驚かされました。特に、引き戸を見ると、時間の流れを感じます。前の家の引き戸と言えば、和室のみですし、寧ろ、和室にしか合わないというような感じです。それが、今の家では、洋室にも引き戸は違和感なく使われていますし、デザインや見た目も、とてもスタイリッシュです。改めて、時間の流れと、建築業界の進歩を実感させられました。

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